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2024年1月

本日、阪神・淡路大震災から29年

本日、1月17日は 1995年1月17日阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)が発生した日からちょうど29年です。
この震災では、木造家屋の倒壊や大型家具の転倒によって、多くの方が犠牲になりました。
震災によって亡くなった人々とそのご遺族に対し、深く哀悼の意を表します。
 
そして元日に石川能登半島地震が起こったばかりです。
いつどこで大地震が起こるかわかりません。
日ごろから地震が起こった際の被害想定をし、必要な分の備蓄をしておくことが必要です。
 
東京都ホームページに「東京備蓄ナビ」というサイトがあります。
同居家族の人数や性別、年齢等を選択することで、何をどのくらい備蓄しておけばいいのか
かなり詳細に具体的に表示してくれます。
普段から備蓄をしている方にとっても、何をどのくらい備蓄したらいいかわからない方が多いと思います。
こういったサイトを活用して、備蓄の量や必要な物を改めて見直してみましょう。
 
また、同じく東京都ホームページに「東京マイ被害想定」というサイトがあります。
こちらも家族構成や場所等を選択すると、大地震が起こった際の被害の想定が表示されます。
必要な物や、とるべき行動などが示されていてとても役立つサイトですので是非ご覧ください。
 
 
改めて、木造家屋の耐震化と家具固定の重要性と、具体的な取り組みについてまとめます。
 
阪神・淡路大震災では、6,000名以上もの方々が亡くなり、神戸をはじめとする多くの街が壊滅的な被害を受けました。
地震後の調査で判明したあことですが、死者のおよそ75%の方々は、地震発生後15分以内に亡くなっていたというのです。
その原因は、木造家屋の倒壊と、大型家具の転倒による「窒息死」でした。
この事実はあまり大きく報道されることはなく、当時の大規模な火災や、自衛隊や救急隊の遅れが多数の死者を
出した原因と勘違いしている方が、まだまだ多くいらっしゃいます。
しかし実際は、地震発生直後に多くの命が奪われていたのです。
日ごろから地震に備えて、できることはたくさんあります。
改めてもう一度、備蓄についてや自宅の耐震性を見直してみることが大切です。
 
 
・1981年5月以前に建てられた「旧耐震基準」の建物は、すぐに耐震診断を受けましょう。
 
・耐震補強工事は必要な箇所に必要な補強を施す工事がメインです。なぜこの工事をするのか、
 説明をきちんと受けて、納得したうえで工事に入りましょう。
 
・まずは、寝室とキッチンにある大型家具(洋服ダンスや冷蔵庫、食器棚など、背が高く重量が重い家具)を
 固定しましょう。または、寝室以外に大型家具を置くことも検討しましょう。
 就寝時、大型家具が転倒して人を直撃することで命にかかわる事態になります。
 寝室にはなるべく大型家具を置かないことがベストです。どうしても置く場合は、倒れても人を直撃しない位置、
 出入口を塞がない位置に配置しましょう。
 
・冷蔵庫はキッチンの中で最も危険な大型家具です。倒れるとキッチンから脱出できない位置にある場合は、
 必ず固定しましょう。また、冷蔵庫は大切な「食料庫」でもあります。地震のあとも、家屋と冷蔵庫が無事ならば
 その後3日~1週間程度は冷蔵庫の食糧でしのげるとも言われています。
 固定方法は、専用の転倒防止ベルトで壁にビス止めするか、大型家具の粘着系固定器具で冷蔵庫の頂部と壁を
 止めつけましょう。
 
当社でも日々、防災の観点から耐震工事に尽力しております。
 
耐震工事、家具転倒防止工事で救える命があります。
 
ご質問等ございましたら、お気軽にご相談ください。
 
 
 

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
 
 
石川県能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方々やご家族の皆様に心より哀悼の意を表します。
皆様の安全と一日も早い復興をお祈りいたします。
 
微力ではありますが、弊社の活動を通じて少しでも皆様に安全をご提供できるよう
これからも取り組んでまいりたいと思います。
 
本年もスタッフ一同、皆様に安心、ご満足いただけるご提供を
心がけてまいる所存でございます。
 
昨年同様のご愛顧を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
新しい年が皆様にとって佳き年でありますようお祈り申し上げます。
 
                             株式会社 宮地建築設計
                               代表取締役 宮地善矢
 

令和6年能登半島地震による被災者の皆様にお悔やみ申し上げます

令和6年能登半島地震で犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

まだ余震も続いており、不安な日々が続いておりますが、被災地域の皆様の安心・安全と、

日常の生活が一日でも早く戻ることを心よりお祈り申し上げます。

 

 

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