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東日本大震災から12年

2011年3月11日の東日本大震災から、まもなく12年になります。
これまで犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様にお悔やみ申し上げます。
戦後最大の自然災害となった東日本大震災では、大勢の尊い命を失い、未だ行方不明の方も
大勢いらっしゃいます。
 
東日本大震災では、関連死を含めた死者・行方不明者が2万2200人以上に上っています。
そして12年という長い年月が経った今でも全国に多くの方が避難生活を余儀なくされ、
被災地の復興が途上であるという現実に、犠牲になった多くの方々、残された遺族の方の悲しみ、
困難を乗り越えようと今もなお復興に向けて尽力されている多くの方々のことを決して忘れてはいけないと、
改めて強く感じます。
 
被災地に住む20代から50代の方1000人にNHKが行ったインターネットアンケートによると、
「震災の記憶や教訓は風化していると思う、ややそう思う」と答えた方が6割にのぼりました。
12年という長い年月が経ち、記憶が少しずつ薄れていき、話す機会が減り、
防災意識が薄れてきていると感じる方が多くいらっしゃるようです。
しかし、この経験を風化させずに震災を知らない世代へと伝え続けていくことが、今後起こりうる災害への
対策へと繋がっていきます。
12年前の3月11日、何が起きたのかを知り、震災の教訓を次の災害への対策につなげていくことが大切です。
 
今週土曜日、テレビ番組で特番が放送されます。

◉TBS『東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP”いのち”』3月11日14時~15時54分放送

 
 
世田谷区の小学校では、児童たちがVR(バーチャルリアリティー)で大震災への備えについて学ぶ授業が
行われました。
授業では、大震災の際に起きる身の回りの危険について子供たちに学んでもらおうと、
東京消防庁が制作したVRを活用した教材が使われました。
大震災が起きた場合、教室にはどのような危険が潜んでいるかを考えた後、タブレット端末を使って
VRの映像を見ながら、教室の窓ガラスが割れたり棚が倒れたりする様子を確認しました。
そのうえで、教室で地震に見舞われた際に窓ガラスや大きい棚に近づかないことなど、
身を守る方法を話し合っていました。
東京消防庁の方は「小学生は東日本大震災を経験していない世代になるので、VRなどを通じて
地震の際に身を守る方法を身につけてほしい」と話していました。
※NHKの特設サイトより引用
避難生活では特に女性にとって困難や不安を感じる環境であったことが明らかとなり、今後の課題といえます。
 
 
「平時からの取り組み」がとても大事であり、ご家庭でできることは沢山あります。
例えば、ベッドや布団の周辺に大きな家具や家電が置かれていないか、避難動線となる廊下やドアの側に
倒れて塞がってしまうような物を置いたままにしていないかなど、自分や家族を守るために
今出来ることは多々あります。

 

『地震から身を守る行動の具体例』

●備蓄・非常持ち出し品の準備
 水や食料の備蓄、非常用持ち出し袋を準備する
 
●安全スペースの確保
 室内で物が落ちてこない・倒れない・移動しない空間をつくる
 
●周囲の状況の確認
 地震発生時の連絡手段や集合場所を話し合っておく
 
●家具の固定
 家具を固定して倒れてくることを防ぎ、避難経路も確保する
 
●訓練に参加
 本当に地震が起こった時に身の安全をはかる、防災訓練に参加する
 
私たちに今できることは何か、災害が起こった時に何が出来るのか、今後起こりうる災害にどう対応するかを
考えることが必要です。
災害から学んだ教訓を活かし、被害を最小限にするための行動や防災対策について、改めて考えていきましょう。

 

弊社では、住宅耐震補強工事専門としております。皆様の大切な命、ご家族を守るために、住宅の耐震補強は
とても重要です。
約20年にわたる160,000棟の耐震診断と50,000棟の耐震補強の実績がある、
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)に加盟しております。
木耐協で培った耐震診断・改修の知識と経験に基づき耐震の専門家として的確なアドバイスをさせていただきます。
改めてご自宅の耐震性能を見直していただき、皆様の安心安全な暮らしのため、少しでもお役に立てたら幸いです。
メール・お電話・来社・ご訪問にて、随時ご相談を受け付けております。お気軽に弊社までお問い合わせください。
皆様にとって今一度、身の回りを点検する良い機会になれば、と思います。
 
耐震&リフォーム
株式会社 宮地建築設計
 

 

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